行きたい大学、学部がない人へ


大学受験のごろねこです。


今回は行きたい大学、学部がないって人に向けて、
大学や学部の選び方をお伝えしていきます。


特に下記に該当する人にとっては
参考になる点も多い内容の記事かなと思います。


この記事を読むべき人

・行きたい大学や学部がない
・大学に興味がない
・勉強したくない
・楽に合格したい
・家族や学校から
「とりあえず大学には行っておけ!」
 と言われている
・友達も大学に行くからとりあえず
 自分も大学には行っておこうと思っている
・いい会社、給料が高い会社で働きたい
・大学や学部の選び方が分からない


逆に下記の方は
目指す大学や学部も決まっていると思いますし、
時間がもったいないので
飛ばしてもらって構いません。


この記事を読むべきではない人

・行きたい大学や学部が決まっている
・大学に入ってシッカリと勉強したい
・自分の意志で大学に行きたいと思っている
・取りたい資格、やりたい仕事が明確にある


というわけで、
本題に入っていきましょう。


いきなり身も蓋もない結論を言いますが、
コスパの良い大学、学部一択です。


合格難易度が低くて、
偏差値や世間の評価が高い大学を選びましょう。


合格難易度


まずは合格難易度から考えていきます。


早速ですが、
合格難易度って何が基準になると思いますか?


多くの人は
偏差値が高い=合格難易度が高い
と考えているのではないでしょうか。


しかし、
これは半分正解で半分間違いと言えます。


なぜかというと、
科目数は考慮されないからです。


東大の文系と慶應SFCはほぼ同レベルの偏差値ですが、
課される科目を見てみましょう。


東大の文系は
英語、数学、国語(現代文、古文、漢文)、地歴2科目、
合計4教科5科目を課されます。
さらに共通テストで理科基礎2科目あります。


慶應SFCは、
小論文、英語or数学、
合計2教科2科目です。
(小論文を1教科1科目と数えるか微妙ですが)


同レベルの偏差値ではあるのですが、
現代文と小論文の勉強量を同じくらいと考えたとしても、
必要な勉強量は東大の方が
慶應SFCの3倍以上はあります。
(実際は現代文よりも小論文の方が遥かに短時間で対策できます)


極端な言い方をすれば、
東大合格に必要な学習期間が1年としたら、
慶應SFCは4ヶ月以下という計算
ですね。


科目数が少ないほど必要な勉強量が減りますので、
自ずと合格難易度は下がっていきます。


偏差値と世間の評価


次に偏差値と世間の評価を考えます。


東大、京大、早稲田、慶應は
誰でも知っているレベルの知名度ですが、
一橋大になると、
大学受験に疎かったり、
理系の人だと浮かびにくい印象です。


一橋大は偏差値だけで言えば
合格難易度で触れた上記2つと
同じレベル帯です。


実際の合格難易度に関しても一橋大は、
英語、数学、国語(現代文、文語文)、地歴1科目、
4教科4科目を課されますし、
共通テストも英数国は当然として、
地歴公民2科目、理科基礎2科目必要です。


科目数の多さや問題の難しさから見ても、
東大、京大の次に難易度が高く、
日本で3番目に入るのが難しい大学と言えます。


もちろん、一橋大が
早稲田や慶應よりも
ハッキリと難易度が高いのは
言うまでもありません。


誤解を恐れずに言うなら、
難易度の割に知名度や評価を受けにくいのかなと。
(本来は早慶以上に評価されるべき難易度です)


早慶の合格難易度は、
実際に必要な勉強量から見ると、
筑波、お茶の水、千葉、神戸、横浜国立
と似たような難易度と言えるでしょう。


しかし、知名度や世間の評価は、
早慶の方が高いのが実情ですし、
就職活動でも東大や京大の次くらいには有利です。


まとめ


なので、最初に述べたように、
大学にあまり興味もなく、
「行きたい大学や学部がない」
「大学で特にやりたいこともない」
などといった場合には、

実際の合格難易度の割に
偏差値や世間の評価が高い大学を選ぶのがオススメ
です。


基本的に理系よりも
文系の方が受験の勉強量も少なくて済みますし、
大学に入った後も自由時間が多いです。
(文系の方が理系よりも楽に卒業できる)


特に慶應の文系は
早稲田の文系以上に狙いやすいですね。

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